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2018-08-14 13:00:00 一覧に戻る

オシャレはその人の器

投稿者/トワル

先日ある高校からの依頼により装飾デザインに関する講義をする機会が有りました。
当然大学等とは違う内容、組み立てにしなければと考えフリーで質疑応答という形を
取ったわけです。思った通り若い彼女達は「オシャレは装うもの」という外側から作るもの・・・というところから捉えている様で「若く見せるには?」、「大人っぽく見せるには?」そのための色や形が関心事のようでした。

ある意味、ストレートかつ素朴な初々しい疑問だと思います。
残念ながらそこに導く方程式は有りませんと答えざるを得ませんでした。

なぜなら人と色の関係は実に心理学的要素が強く、ましてや用途により使い分けせざるをえない「衣」となると広すぎて答えが有る様で無く、無い様で落とし所がどこかに有るような人と向き合い目的社会性等の分析が行われ、つまり社会性と個性の狭間を埋めていくのがデザインだと考えるからです。

そして、さらに美しさを見い出さなくてはなりません。そこに行き着く作業の要素として色や形が有るわけですから。チョット横道に逸れますが、私は服飾は言葉を用いないコミュニケーションツールと考えています。なぜならそこには自己アピール、マナー、格式、品位、知性等々さらには多様性というその人の「器」まで表れてしまうからです。しかし、これらの要素は真似たり作ったり出来るものではありませんね。その人が身に付けて無ければ人も言葉にも違和感が生じます。・・・私はそう思います。

私は前記したいくつもの要素をバランス良く身に付けレベルupする行為こそ「オシャレをする」ということに成るのでは?

外見を作るのでは無く内面が表に出るものだと信じます。また、そういう意識の人が選ぶ服って素敵ですよ。ファッション他、全て形有るものはデザインが成されています。

良いもの選ぶには選べる自分を作る事かな?

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