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ミカエルさんの新着日記

2017/11/10 23:34:52
年賀状→信頼の本
娘が生まれて
息子宏太さんが小学生に上がって
人間関係の輪も大きくなって行きました。
その頃の私たちには
〝店舗〟という形態がなかったので、お客様をお招きする場所は年に1~2回開催する自社の〝展示会〟で〝宝石〟を紹介しておりました、
普段の営業でお客様になってくださった方へ、食事などのサービスを提供したり、プレゼントをご用意したり、
その時は、子育て真っ最中でしたが〝3歳までは(どこにも預けないで)子育てさせてください〟と夫に頼んでいました。
息子が幼稚園に入園すると活動の幅が出て娘が生まれた頃には、〝自分でなければならないお客様〟が定着しておりました。
父が残していった宝飾品と、帳簿、名簿、それが出発点。
夫は、もともと営業が大好きな人、とても頼もしかったです。
娘が生まれてから3カ月ぐらいの時になった時〝自分が子供を見ているから、外に営業に出てきて〟と、
それから〝販売するまで帰ってこないで〟…⁉︎
と、夫が言いました。
あ、週1ぐらいの割合でです。
その辺り車の中で聞いていたミスチルの〝クロスロード〟が応援歌。
今思えば、
〝営業〟を忘れないように
〝イクメンパパ〟になってくれて私を外に出したんだと思います。
私たちの仕事のあり方は、こんなふうにその時大切なことを選んで進めるような自由設計。
また当時、部屋数が多いという優先度で、安くて古い集合アパートに住んでおりました。
カーテンも生地から縫って、子供たちのおやつも手作り、壁をペンキで真っ白に塗ったり棚を作ったり、全ての襖を取り払って1フロアにして、
今でいうDIY❔
狭いI型キッチンと、畳敷きの部屋をフローリングカーペットで繋げ、天板と足を組み立てた大きめのテーブルが部屋の顔になって…
そのスタイル、あっと言う間に団地中に広まってしまいました、
私、好きなんです。創造すること。
伝えること。

【イタリア カメオ作家さんの中でも作風が斬新、お選びになったお客様も斬新で素敵な方✨】
余談が続きましたが、
放り出された私、
〝何をきっかけにしよう〟と閃いたのが、
〝年賀状の本〟
その時代の年賀状のやり取りって本当に丁寧だった。
あのね、頂いた年賀状を揃えてガムテープで一片を貼るの。
そうすると〝本〟になります。
その〝本〟になったものを
1ページづつ開く。
まるで今でいうオラクルカードね。
そうして、開かれたページの相手の方に
電話をかけてみるの。
営業する、というより挨拶しながら〝仕事で宝石を扱っているから見て頂きたいのですが〟と…。
団地の皆さん、子育て繋がりのお母さんたち、幼稚園の先生、音楽教室の先生、親戚の方々、ご近所さん、輪が広がっていきます。
私は、
人と話しをするのが大好きです、話しを聞くのも好きなんですね。雰囲気が好きなんです、表情とか、仕草とか、言葉の訛りとか。
一昨日は、庄内の方と話しておりました。庄内弁は英語に聞こえてしまうんだけど、昔の交易の名残りで京都の風情が漂う。言葉が柔らかいので心の温かさが感じられる、話しているだけで癒される。
「…だ のう」と話しかけられると、
否定も肯定もないクラゲみたいな気分になる。
別に、パフォーマンスしなくても〝あるがままでスビリチュアル〟
鳥海山の牧場のヨーグルト、美味しかったぁ~~~
こんなクラシカルで古典的な思い出話し
今頃思い出してしまったけど、
そんな〝感じ方〟の積み重ねが今の私になっております。

こちらのカメオは一瞬でお客様のお気に召しました。
私は、初めてお会いする目の前の方が優しい微笑みと温かさでこのカメオをお選びになった理由を知りました。
お客様の人生のストーリーに、私たちが提案出来る宝石が登場出来ることは、私たちの喜びです
✳︎「聖書と神話のカメオ展」は19日、日曜日まで開催いたしております^o^

元記事:http://tektek369.jp/blog-entry-296.html

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